お針子bobbin ＊atelierbobbin＊

息子がいよいよ沖縄に発ちます。

前日は、まったくいつも通り。
私もいつも通り仕事だったから、バタバタと帰宅し夕飯の準備
ダンナもいつも通り残業だったので、３人でいつも通りの食卓。

でも、ふと、思う。
この日常がかわるんだなぁ。。。と。

場面場面で、自分が東京へ行ったときのことが重なる。
あの時の自分が息子で
あの時の母が私。
父はとても良い話だが女の子が一人で東京というのは・・・という言葉をさえぎり
東京行きを一つ返事で、行ってらっしゃい。と言ってくれた。

あの時は何も感じなかったけど、今、息子を送る立場になり
あの時は全く知る由もなかった親の気持ちが手に取るようにわかります。

自分は前しか見ていなかった。
足元すら見ていなかった。
今の息子を見ていると、全く同じ。
自分の未来にまっすぐ向いています。
それでいい。
若いうちは怖いもの知らずがちょうど良い。

そんな自分の子供を見ていると
嬉しい気持ちと日常が変わることへの少しの寂しさで、複雑な気持ちです。

あの時の両親も同じだったんだろうな。。。
聞いてもいないし、聞こうとも思わないけど、きっと、同じ気持ち。

あの時、外の世界に出してくれて
ありがとう。