お針子bobbin ＊atelierbobbin＊

先日おあずかりした絵羽織（過去記事参照）
ワンピースに変身しました
紋が入っていたのですが、今回は柄を前に出したかったので、紋は省かせていただきました。

着物について詳しくないので、よくわからないのですが
仕立て方なのか、もともとの用尺なのか羽織は物によって用尺がちがうようです。
前回御仕立てした＊絵羽織からワンピース＊は生地の丈が長かったため、プリンセスラインのワンピースにできましたが、今回は丈が短かったためフレア分の生地が無くご希望のプリンセスラインにはできずタイトなラインに仕立てることしかできませんでした。
でも、かえって柄が引き立って良かったと思います



お客様の要望で衿元に縁取りのブレードを付けました。


ほんのちょっとがアクセントになりますね♪


今回も着物をほどいてアイロンをかけただけのものをあずかりました。
アイロンだけでは、長年の折りじわ、縫いあとなど取れません。
本当は着物専門のクリーニング屋さんなどで、『洗い貼り』をしてもらうといいのですが、
そちらの料金もお店や着物の種類によりますが５０００円～１００００円ほどかかるようです。
そんなわけで、『そこまでやらなくてもいいの』という方が多いのですが、そこは人それぞれの考え方なので、お客様まかせにさせていただいています。

『洗い貼り』
　　着物類を全部トキ、縫い合わせて、反物の状態にしてから、お湯、叉は水にて洗剤を使い洗い、乾燥さ　　せ、機械にて仕上げをし、生地のゆがみを直す。



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